FREE TIBET !!
チベットでは、人民の当然の願いである「独立」を中国政府が反動的な弾圧攻撃によって抑圧し、活動家や一般市民が獄中で厳しい拷問を受けたり、経済制裁によって飢餓や貧困による被害が相次いでいます。しかもこうした人たちのほとんどが非暴力で独立を訴えるポスターを掲げたりデモに参加しただけの理由で投獄されているのです。
日本で普通に生活しているわれわれにとっては「拷問」などという言葉は映画やTVの中の出来事か、既に風化してしまった概念かもしれません。
しかし、21世紀を迎えようとしている今もなお、世界の三分の二以上の国々で「拷問」などの残忍極まりない行為が事実としてあります。
日本にもかつて、同じような歴史がありました。
治安維持法の名の下、軍国主義に反する党や宗教、果ては一般市民や小説家、音楽家や美術家など作品や表現の中身にまで軍国政府のチェックが行われ、今では当然のことと思える反戦平和を訴えただけで「非国民」として投獄、拷問、処刑が行われていたのです。
しかもこれは歴史上の汚点というだけにとどまりません。
故小淵内閣が通過させた数々の悪法、今の自自公政府が予定している反動的な各種法案など、日本がこのまま進むと、いずれは戦前のそうした暗黒時代に逆戻りすることになります。
チベット問題に限らず、世界のあちこちで起きているこうした悲惨な出来事を「遠い異国の話」といって他人事ですますわけにいかないのはこうした背景もあるのです。
Avalon Fieldにはチベット問題を取り上げるミラレパ募金のブースがあります。
そこで、日本代表の田原智子さんに話を聞きました。
「音楽を通してチベット問題を考えて欲しいと参加しました。この4月からミラレパ募金を目玉にして活動しています。日本人は日常単位だと自分は自由で平和な国に生活していると思っている。でも私達は地球という世界で生活しているのです。ダライ・ラマの”非暴力”というシンプルなメッセージに込められた意味を本当に知ってもらいたい。
この前終わった沖縄サミットにしても、なぜ米軍基地に囲まれた島、沖縄の人達がサミットに協力したのかを理解して欲しい。新聞やTVなどの大マスコミは、アイドル歌手のことやファーストレディがどうしたこうしたなど、トピックにしかならないような側面だけに時間と紙面を割いて報道するだけ。外国に住む友人からも沖縄サミットの情報がまったく入ってこない、なぜなんだ?とメールが来るほどです。無関心ではいられないと思うんですが。フジロックみたいな、こうした運動を理解してくれるイヴェントがもっともっと増えてくれれば頼もしいですね。」
最終日、White StageでSTEREOLOVEのShowが始まる直前、ミラレパ募金日本代表の田原さんは、ノーベル平和賞を受賞したダライ・ラマの「非暴力で問題を解決するには勇気、自制力、決断力が必要だ。真の解決のためには対話と討論があればいいのだ」とのメッセージを読み上げ運動への協力を呼びかけました。
ブースに立ち寄った人も、残念ながら立ち寄れなかった人も、これを機に真剣に考えてみましょう。
どんな理由があるにしろ、人間が人間どうし傷つけあうという行為がどれほど痛ましく、どれほどおろかで、どれほど悲しいか、ということを世界中の人達に訴え、考えていく必要があるということです。
訴えるには草の根の力、民衆の力、つまり我々一人一人の力が必要なのです。
人を愛するということは、他人を愛することでもあります。
「わるい人たち」の子孫は、先祖の犯した過ちを繰り返してはならない。そのために歴史や世界の実態にも目を向け、当たり前のことを実現できる世の中にしていきましょう。
このフジ・ロック・フェスティバルが自由と平和と愛の象徴となりますように。
FREEDOM,LOVE and PEACE
ミラレパ募金公式HP
http://milarepa.org
Reported by camel (2000,7.30 / 19:58)
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