SEASICK STEVE

こちらも3日間ライブします。

 これぞまさにブルースだ。

 おそらく彼の存在そのもの、生き方そのものが歌に現れているのだろう。魂の叫びというと大袈裟かもしれないが、2年前に死んでしまった愛犬に捧げた曲をあんな風に歌える者は間違いなくブルース・マンだ。

 それに、ちょっぴりお茶目というか天然なところも味があっていい。でも、これってどこまでがパフォーマンスでどこまでが「地」なのか全くわからない。

 セットリストが読めないと言って、胸ポケットから老眼鏡を取り出す。多少曲がってしまっている老眼鏡。

 アツく歌っていたかと思いきや突然立ち上がり、ギターを置いてマイクだけ握り締めてステージを降りて客席へ。

 足元に用意されていたジャック・ダニエルスをボトルのまま飲んだあと、その隣に置かれたあったワインもぐいっとひっかける。

 客の女の子をステージに上げ、イスに座らせ、じっと目を見てラブ・ソングを歌ったりなんて演出もある。

 歌声そのものも渋いのだが、ボトルネック・ギターのサウンドと、足元に置かれた木の箱を踏み鳴らして出てくるリズムが作り出すグルーヴ感はやはりナマで味わってもらわないことには……。

 年季の入った赤いギター。弦が3本しかないギターなのに、どうしてあんな音が出せるんだろう。アンプも年季が入っていて、とてもコンパクト・サイズ。午前中に見たロドリーゴ・イ・ガブリエーラにも劣らないくらいのギターリストでもある、そう思ったのは私だけなんだろうか。

 ロイヤル・アルバート・ホールがソールド・アウトになるのも分かる気がするなあ。

 シーシック・スティーブは2日目は苗場食堂で、3日目はフィールド・オブ・ヘブンでも演奏します。



Photo by Naoaki Okamura


The official site
Seasick Steve
http://www.seasicksteve.com/
check ‘em? –> My Space / iTunes




The latest album

Seasick Steve
“Dog House Music”
(UK import)

previous works

Seasick Steve
“It’s All Good [Single]”
(UK import / iTunes)



“Christmas In Bluestown(Seasick Steve & The Level Devils)”( iTunes)


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Reported by miyo (2008.07.26 / 12:46)

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