imamon

もう一つのシューゲイザー

 フジロックの場外エリアに夢のように夜開く、パレス・オブ・ワンダー。魅惑のエリアには、これから伸びる可能性を秘めたルーキー・バンドに一つの野外ステージが用意されている。

 ルーキーステージは不思議な場所だと思う。一年ぶりに来てみて、改めてそう感じた。具体的にどうしてか分からないのだけど、この広い会場の中で最も非日常的な感覚が楽しめるエリアに存在しているからかも知れない。

 フジロック一日目の深夜。グリーンステージでMY BLOODY VALENTINEのライヴが終了した頃、この不思議なエリアのステージにもう一つのシューゲイザーなバンドが立っていた。

 バンド自身がオルタナ、ポストロック、シューゲイザー、ニューウェーヴからの影響を受けていると語るバンド、imamon(イマモン)。これらのジャンルを見れば、内に向かう衝動と表現としての轟音、みたいなものを連想するのだけど、実際の彼らのライヴは内にだけ向かおうとするものでは無かった。外に向かおうとするのだけどストレートには行かず難産している、みたいなもどかしさと、頭を揺らす轟音。それは意外にも耳に心地良くて、音のエッジを歓迎する観客の姿があり、またその様子を見てボーカル&ギター担当の大西慶明が一瞬、嬉しそうな表情を見せた。

 早朝に苗場に到着し、殆ど眠らないままフジロックを夜になるまで楽しんだというバンドは、終演後には力を出し切ってもうフラフラ。終演後、機材をフラフラしながら片付けてステージ裏に消えて行った。

 うん、確かに、観客に向けて何かが届いている。


Reported by jet-girl
Photos by MASUYO HOYA






The official site


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Reported by jet-girl (2008.07.26 / 16:10)

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